WHOIS検索とは、ドメイン名やIPアドレスの最新の登録情報を取得するための照会です。WHOISデータベースに問い合わせることで、ドメイン名の登録者、登録日、管理する事業者などの情報を取得できます。
従来、こうした検索にはWHOISプロトコルが使用されていました。しかし、ICANNがすべてのgTLDにRDAPへの対応を義務付けていることから、近年では従来のWHOISに代わり、RDAP(Registration Data Access Protocol)という新しいプロトコルを使用するケースが増えています。どちらのプロトコルでも、特定のドメイン名やIPアドレスの登録者情報など、同様の情報を取得できます。ドメイン名の登録情報を取得する処理は、歴史的に「WHOIS検索」と呼ばれてきたため、実際にはRDAPによる検索であっても、業界では引き続き「WHOIS検索」という名称が使われています。
取得できる情報の具体的な項目は、検索に使用するプロトコル、レジストリ、レジストラによって異なります。
一般的なWHOISレコードには、ドメイン名のレジストラ、登録日、有効期限、使用しているネームサーバー、登録者の連絡先情報(非公開になっていない場合)などが含まれます。IPアドレスの場合は、通常、IPアドレスレンジ、割り当て先の組織、ネットワークの連絡先情報などを確認できます。具体的な項目は、レジストリやレジストラによって多少異なります。
RDAPの応答は、JSON形式の登録データの構造を規定するRFC 9083に準拠しています。ICANNのRDAPプロファイルは、この標準に基づき、gTLDのレジストリとレジストラが応答に含める必要のある項目を定めています。具体的には、以下のとおりです。
GDPRなどのプライバシー保護法を受けて、ICANNは、レジストラに対して登録者の氏名、メールアドレス、電話番号を原則として非公開にすることを義務付けるポリシーを導入しました。このポリシーは、当初2018年に暫定仕様(Temporary Specification)として導入され、その後、2025年8月21日から全面適用されている恒久的な「登録データポリシー(Registration Data Policy)」に移行しました。また、一部のレジストラは、一部のレジストラは、登録者の実際の連絡先情報を代理の連絡先情報に置き換える、ドメイン名のプライバシー保護サービスを提供しています。
登録者情報が非公開となる前のレコードを確認したい場合は、当社のWHOIS Historyなどのツールを利用して、非公開処理が行われていない過去のデータを参照できます。ただし、当該データが過去に公開されていた場合に限ります。
はい、可能ですが、その目的に最も便利な方法というわけではありません。
未登録のドメイン名に対してWHOIS検索を実行すると、WHOIS Lookupは、解析されたドメイン名、TLD、タイムスタンプを含むレコードを返します。ただし、登録情報の項目は空欄となり、レジストラ情報や連絡先情報の代わりに「MISSING_WHOIS_DATA」というエラーが表示されます。
従来のwhoisコマンドやICANNのWHOIS検索ツールも、同様の動作をします。レジストリ運用者によって、これらのツールでは「Domain not found」「No registry RDAP server was identified for this domain」「The requested domain was not found in the Registry or Registrar's RDAP server」といったエラーメッセージが表示されます。
当社では、ドメイン名の登録可否を確認するために設計された専用ツール「Domain Availability API」を提供しています。処理が高速で、応答データのサイズも大幅に小さいため、ドメイン名の登録可否の確認には、こちらの方が適しています。
WHOISとRDAPは、どちらもドメイン名の登録情報を照会するためのプロトコルです。
WHOISは従来から使用されているプロトコルで、照会結果をプレーンテキスト形式で返します。その形式はレジストラによって異なる場合があります。
RDAPは、ICANNが現在gTLDに対して使用を義務付けている新しい標準プロトコルです。自由形式のテキストではなく、構造化されたJSON形式でデータを返すため、ソフトウェアによる一貫したデータ解析が容易になります。
また、RDAPは照会者に応じて開示する情報を制御する仕組みにも対応しています。これにより、特定の照会者にはデータを開示し、別の照会者には非公開にすることができます。これは従来のWHOISにはなかった機能です。詳しくは、当社の「WHOISとRDAPの違い」を解説した記事をご覧ください。
当社のWHOIS検索ツールにはプロトコルの選択機能があり、RDAP、WHOIS、Autoのいずれかを選択できます。デフォルトのAutoモードでは、検索対象のドメイン名に対して利用可能かつ適切なプロトコルが自動的に選択されます。そのため、どちらのプロトコルを使用すべきかを事前に把握していなくても、検索結果を取得できます。
WHOIS検索では、ドメイン名の登録者やレジストラへの連絡方法を確認できます。一方、DNS検索では、ドメイン名がインターネット上でどのように機能するよう設定されているかを確認できます。具体的には、ドメイン名に対応するIPアドレスやメールサーバーなどのDNSレコードを調べることができます。
ただし、両者には共通する情報もあります。ネームサーバーは、ドメイン名の登録情報の一部であると同時に、DNSによる名前解決を担うため、WHOISレコードとDNS検索結果の両方に含まれます。
はい。IPアドレスのWHOIS検索では、そのIPアドレスの登録先組織と連絡先情報を確認できます。これらの情報は通常、ドメイン名のレジストラではなく、ARINやRIPE NCCなどの地域インターネットレジストリ(RIR)によって管理されています。
具体的なIPアドレスレンジやIPアドレスブロックの詳細情報が必要な場合は、当社のIP Netblocks APIをお試しください。
はい、可能です。ただし、通常のWHOIS Lookupは1件ずつ検索するためのツールであり、一括検索には対応していません。複数のドメイン名を一括照会する場合は、当社のBulk WHOIS APIを利用することで、1回のリクエストで最大50万件のドメイン名を照会できます。
最も簡単な方法は、当社のWHOIS Lookupを利用することです。ドメイン名またはIPアドレスを入力してEnterキーを押すだけで、レジストラ情報、登録日や有効期限、ネームサーバー、連絡先情報(公開されている場合)などを含む、読みやすい形式の最新レポートをリアルタイムで取得できます。
ターミナルから操作したい場合は、ほとんどのオペレーティングシステムに標準搭載されているwhoisコマンドも利用できます。ただし、いくつかの注意点や制約があります。詳しくは、当社のWHOISコマンドガイドをご覧ください。
WHOIS検索を自動化された処理の一部として利用する場合は、標準化された形式で結果を取得でき、アクセス回数の制限も回避できるWHOIS APIの利用をお勧めします。
はい、あります。ただし、その原因は通常、検索ツールではなく、元となるデータ自体にあります。WHOISレコードは、ドメイン名の登録者が登録時に入力した情報に基づいています。そのため、登録者が引っ越したり電話番号を変更したりしても、レジストラに登録されている情報を更新しなければ、レコードは古いままになります。つまり、WHOIS検索で取得できる情報の正確性は、元の登録情報の正確性に左右されます。
ICANNはレジストラに対し、不正確な登録情報を調査し、訂正することを義務付けています。登録情報に誤りを発見した場合は、ICANNに苦情を申し立てることができます。
WHOISレコードの情報が古いと思われる場合や、登録情報がいつ変更されたかを確認したい場合は、当社のWHOIS History検索ツールを利用して、ドメイン名の過去の登録情報を調べることができます。
「私たち自身も調査にWhoisXML APIのデータを活用しており、Malforsのユーザーの間でも、WhoisXML APIとの連携機能は特に人気があります。これまでに見つけた中で、WHOIS HistoryやReverse WHOISを含むWHOISデータの最も優れた情報源です。アナリストは、DNSレコードやWHOISのテキスト情報を手がかりに関連するインフラをさらに発見し、脅威アクターの特定に役立てることができます。SOCチームからインシデント対応担当者まで、当社のユーザーはわずか数回のクリックでこれらのデータにアクセスできます。」
「WhoisXML APIは、私たちの調査能力を大幅に高めてくれます。より短時間で多くの証拠を収集できるだけでなく、これまで把握できなかった攻撃者のインフラも可視化できるようになりました。」
「WhoisXML APIの導入によって、私たちの調査手法は大きく変わりました。断片的なデータを手がかりに迅速に調査を進め、悪意のあるインフラの全体像を把握できるようになりました。」
「Whois APIは使いやすさと応答速度に優れており、私の研究に大きく貢献しました。DNSキャッシュポイズニング攻撃に対して脆弱なドメイン名の特徴を分析することができました。」
「WhoisXML APIを活用することで、DNSAudit.ioは、ワークフローを複雑にすることなく、リスク評価に必要な正確な情報をユーザーに迅速に提供できます。」
「私が独自に行っていたセキュリティ研究において、WhoisXML APIは非常に役立ちました。プロジェクトで必要となる正確なデータポイントを照会・抽出するために、Whois APIのWorker Wrapperを作成しました。」
「WHOIS APIは使いやすく、必要な結果を返してくれます。おかげで、犯罪者が不正なドメイン名をホストしてスミッシングに悪用しているインフラについて調べることができました。APIドキュメントがあり、実装は明快でわかりやすいです。」
「当社では、サイバー脅威の調査で使用するデータの統合機能をユーザーに提供したいと考えています。WhoisXML APIは、そうした調査に役立つ独自のデータを提供してくれます。それを使えば、脅威の理解から緩和に至るサイクルを短縮できます。」
「WhoisXML API は、ドメイン名、IPアドレス、DNS、そしてサイバー脅威に関する広範なインテリジェンスを提供しているトッププロバイダーです。WhoisXML APIと協力し、当社は高度なサイバー脅威を迅速に検出、対応できるさまざまなソリューションを提供していきます。」
「WhoisXML APIとの提携により、彼ら独自のデータセットがPangeaの脅威情報プロバイダーの陣容を強化してくれています。WhoisXML APIは、最も広範囲かつ正確な WHOISデータソースのひとつです。」
「WhoisXML APIの豊富なドメイン情報リポジトリにより、Cyware Orchestrateを介してドメイン名とIPコンテンツの自動エンリッチメントが実現しました。CywareおよびWhoisXML APIの顧客に非常に高い価値をご提供できます。」
「WhoisXML History APIは、私たちのオンライン調査、トレーニング、書籍執筆においてゲームチェンジャーとなっています。現在、多数の悪意あるドメイン名が匿名でWHOISに登録されています。しかし、WHOIS History APIのおかげで、それらの背後にいる真の所有者を突き止めることができました。」
「Whois XMLは、ペルージャ大学捜査・セキュリティ科学部の学士課程でドメイン名情報を取得するために使用するツールの中でも最も重要なもののひとつです。特に、クエリフィルタを使用したIPアドレスからドメイン名への逆引きWHOIS機能は非常に便利です。このツールは広範囲にわたっており、WHOISから電話番号、名前などの詳細な情報を取得できます。現在、多くのWHOISレコードがプライバシーの保護に関する規制の対象となっていますが、WhoisXML APIのサービスを使えば、全ての過去のWHOISレコードにアクセスできます。」
「WhoisXML APIは私にとってのゲームチェンジャーです。合法に見えるウェブテンプレートを使うことでスキャマーを実質的に支援しているベンダーを迅速に特定できるようになり、当社のサイバー犯罪阻止能力が飛躍的に向上しました。無意識のうちに犯罪者を助けているベンダーをすばやく見つけ、犯罪者のインフラを閉鎖するよう彼らに促すことができます。」
「WhoisXML APIが提供するデータは一貫性があり、適切に構造化されています。ドメイン名の登録に使用された電話番号、住所、メールアドレスでデータを検索できるため、悪用が疑われるウェブサイトの背後にいる人物を特定し、グループ化することが可能になりました。」
「ドメインの有効期限をチェックする時に便利です。」
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「WHOIS APIとWebsite Categorization APIを使いました。どちらのツールもシンプルで明快です。APIプロバイダーの中には余分な機能を強制的に使わせるところもありますが、WhoisXML APIは本当に使いやすいです。安定しているので、後でパンクすることはないと信頼できます。」
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「WhoisXML APIが構築しているデータセットは、攻撃インフラと関連するIPアドレス情報およびWHOIS情報をマッピングする際に便利です。」















